アルコール中毒の歴史
著者
書誌事項
アルコール中毒の歴史
(りぶらりあ選書)
法政大学出版局, 1996.9
- タイトル別名
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Histoire de l'alcoolisme
- タイトル読み
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アルコール チュウドク ノ レキシ
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注記
監訳: 本多文彦
内容説明・目次
内容説明
先史時代から現代まで、“快適な毒物”アルコールへの人間の抑え難い欲求と、それに対処してきた社会の認識の変遷をあとづける。欧米諸国から中国、インドに及ぶさまざまな国と地域、あらゆる社会階層にわたって、一方では酒を飲み続け、酒に飲まれ続けた人間たちを見る世間の眼差し、態度と行動を、一方ではそれと戦うために思いつき、考え出された手段と方法を、詳細かつ実証的に叙述した本書は、人間の愚かさと残酷さ、そして寛容さの物語でもある。
目次
- 第1部 伝統の中の飲酒癖(古代の酒飲み;ワインとブランデー;啓蒙の世紀からマグヌス・フスまで(一七〇〇‐一八五〇))
- 第2部 アルコール中毒—悪徳か病気か(「アルコール中毒」の誕生—マグヌス・フス(一八〇七‐一八九〇);飲み方;医学上のアルコール中毒;社会と民族を脅かす悪徳;行動する美徳)
- 第3部 現代のアルコール中毒療法学(いわゆる「アルコール中毒」の臨床医学と生物学;患者の世話の技術と相互扶助;予防—その推進者と敵対者;新しいアルコール中毒)
- 結論 アルコールは「合法的な」毒物か
「BOOKデータベース」 より