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資本論を読む

L. アルチュセール [ほか] 著 ; 今村仁司訳

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 1996.10-1997.4

タイトル別名

Lire le capital

タイトル読み

シホンロン オ ヨム

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注記

その他の著者: J.ランシエール, P.マシュレー, E.バリバール, R.エスタブレ

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784480083012

内容説明

「新しい対象と問題は必然的に現存の理論的場のなかでは見えない。なぜなら、それらはこの理論の対象ではなく、禁止されたものであるからだ…。見えないものは、見えるものと同じく、もはや主体の視覚の機能ではない」。目的論的発展史観として解釈されていた旧来のマルクス理解にかわって、そのテクストの『構造論的』把握を試みた記念碑的著作—その初版(1965年)の完訳である。上巻は、アルチュセール、ランシエール、マシュレーの3論文を収録。古典経済学の「問い」の構造を問い直し、さらに若き日の著作における人間学的把握をこえて、『資本論』ではじめて達成された「科学的認識」を剔抉する。

目次

  • 序文『資本論』からマルクスの哲学へ
  • 『一八四四年の草稿』から『資本論』までの批判の概念と経済学批判(『一八四四年の草稿』における経済学批判;『資本論』における批判と科学)
  • 『資本論』の叙述過程について
巻冊次

中 ISBN 9784480083029

内容説明

「マルクス主義的全体の統一とは、構造化された全体の統一である」「歴史的実在のなかで生産されるあらゆる諸現象のなかでも、現存する構造的諸関係に根源的転換を迫る事実を、一般的に言って歴史的事実と定義できる」。目的論的発展史観として解釈されていた旧来のマルクス理解にかわって、そのテクストの『構造論的』把握を試みた記念碑的著作—その初版(1965年)の完訳である。本書は、アルチュセールの論文「『資本論』の対象」を収録。マルクスのテクストが解析した「対象」の構造を明らかにし、イデオロギー的な歴史主義からの解放を試みる。
巻冊次

下 ISBN 9784480083036

内容説明

目的論的発展史観として解釈されていた旧来のマルクス理解にかわって、そのテクストの『構造論的』把握を試みた記念碑的著作の完訳である。下巻は、バリバール「史的唯物論の根本概念について」、エスタブレ「『資本論』プランの考察」を収録。

目次

  • 史的唯物論の根本概念について(エチエンヌ・バリバール)
  • 『資本論』プランの考察(ロジェ・エスタブレ)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN15172559
  • ISBN
    • 9784480083012
    • 9784480083029
    • 9784480083036
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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