化城の昭和史 : 二・二六事件への道と日蓮主義者
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化城の昭和史 : 二・二六事件への道と日蓮主義者
(中公文庫, て-6-1,
中央公論社, 1996.10
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ケジョウ ノ ショウワシ : ニ ニロク ジケン エノ ミチ ト ニチレン シュギシャ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784122027176
内容説明
昭和七年二月十六日、奉天で開かれた満洲建国会議の会場に「南無妙法蓮華経」と大書した垂れ幕が下がった。一体、満洲建国と法華経はどう関わっていたのか。さらに血盟団事件、五・一五事件…と進む日本ファッシズムの形成過程で顔を覗かせる石原莞爾、北一輝ら日蓮主義者たちはどのような役割を果たしたのか。日蓮主義を通して戦前を見直した異色の長篇。
目次
- 垂れ幕は証言する
- 霊感夢告
- 兵法とは妙法なり
- 糸つむぐ人
- 問答無用
- 仏陀を背おって
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784122027183
内容説明
昭和十一年、磯部浅一、村中孝次、安藤輝三ら日蓮主義の青年将校たちが蹶起し、二・二六事件勃発。彼らが目ざした終着点とは一体何だったのか。鎮圧に回った石原莞爾を始め、木戸幸一、真崎甚三郎、武藤章らの手記を基に新資料も交えて事件の全貌に迫る。日蓮主義者たちの行動を軸に、日米開戦、敗戦へと突き進む昭和史のクライマックスを捉え直した力作。
目次
- 蒲田名物知ってるか
- 軽燥の法鼓
- 戦う幕僚たち
- 順逆不二
- 逃亡者
- 法華転
- ハガキを書きました
「BOOKデータベース」 より