澁澤・三島・六〇年代
著者
書誌事項
澁澤・三島・六〇年代
リブロポート, 1996.9
- タイトル別名
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渋沢・三島・60年代
澁澤三島六〇年代
澁澤・三島六〇年代
- タイトル読み
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シブサワ ミシマ ロクジュウネンダイ
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注記
参考文献: p255-257
内容説明・目次
内容説明
たとえば、村上春樹や村上龍。圧倒的な支持を受け、ポップにも見える彼らの小説に落ちる、色濃い六十年代の影。経済的繁栄と国際化・民主化を目指す一方、血と暴力、濃密なエロス、オカルティズム、土俗的な情念、天皇制とナショナリズム…反近代的な矛盾が、膿のように、一気に噴出した六十年代。日本人はいったい何を得て、何を失ったのか。渋沢龍彦・三島由紀夫の活動の軌跡、前衛芸術・暗黒舞踏などとの関わりをたどり、ふたりが予見した現代の諸問題を灸り出す。
目次
- プロローグ 村上春樹と三島由紀夫
- 第1章 炭取と蟹
- 第2章 サド・渋沢・三島・六十年代
- 第3章 訳されたサド、描かれたサド
- 第4章 肉体と舞踏
- 第5章 前衛の時代—身体とオブジェ
- 第6章 三島由紀夫とオカルティズム
- 第7章 幻想とマニエリスムの季節—渋沢龍彦と美術
- 第8章 最後の渋沢龍彦
- エピローグ 肉体と意識の外延—六十年代と現在
「BOOKデータベース」 より