「生活者」とはだれか : 自律的市民像の系譜
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書誌事項
「生活者」とはだれか : 自律的市民像の系譜
(中公新書, 1323)
中央公論社, 1996.10
- タイトル別名
-
生活者とはだれか : 自律的市民像の系譜
- タイトル読み
-
「セイカツシャ」 トワ ダレカ : ジリツテキ シミンゾウ ノ ケイフ
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注記
参考文献: p241-242
内容説明・目次
内容説明
1980年代末から、政治家の発言や企業広告の中に「生活者」という言葉が頻出しはじめる。それは瞬く間に時代のキーワードとして定着した。「非生活者」など存在しないにもかかわらず、なぜ「生活者」は人心を掴んだのか。本書は、三木清の生活文化論から戦後の消費社会論を経て「新しい社会運動」論へと半世紀余り使われてきた「生活者」という言葉に、個人の思いだけでなく、人びとが生きた時代の思いを読み解く試みである。
目次
- プロローグ 生活者探しの旅へ
- 第1章 ファシズム体制のもとで
- 第2章 戦後の出発へ
- 第3章 消費社会を行く
- 第4章 「論」から「運動」の舞台へ
- もう一つのプロローグへ—生活者論をひらく
「BOOKデータベース」 より