為すところを知らざればなり
著者
書誌事項
為すところを知らざればなり
みすず書房, 1996.11
- タイトル別名
-
For they know not what they do : enjoyment as a political factor
- タイトル読み
-
ナス トコロ オ シラザレバ ナリ
大学図書館所蔵 件 / 全143件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「享楽」という語を鍵語に、この最も刺激的な現代思想のニューリーダーは、ヘーゲルの弁証法とラカンの精神分析と現代イデオロギー批評の三つを軸に、冷戦以後の世界のあり方を解読しようとする。民族再生の画期にあっては、どうして民族神話が登場するのか。国家とは、法とは、大文字の他者とは何か。大文字の真実はなぜ常に政治的なものなのか?数々の映画や小説も例にあげつつ、まさにエネルギッシュな議論が展開される。90年代の『アンチ・オイディプス』ともいうべき、斬新な論理学=倫理学であるといえよう。
目次
- 序論 ある笑い話の運命
- 第1章 大文字の一者について
- 第2章 淫らな同一性
- 第3章 ヘーゲル的ララング
- 第4章 大文字の他者について
- 第5章 終わり良ければすべて良しか?
- 第6章 大文字の物をめぐる大騒ぎ
「BOOKデータベース」 より