古代ローマ人と死
著者
書誌事項
古代ローマ人と死
晃洋書房, 1996.11
- タイトル別名
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Death and renewal
- タイトル読み
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コダイ ローマジン ト シ
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注記
索引: 巻末p1-7
参考文献: 巻末p9-12
内容説明・目次
内容説明
2000年前のローマ人の経験を描いた本書は、都市化、人口の超高齢化、少子・少産化が並進する現代日本の相続、死者供養、墓地経営の将来像を暗示している。そして、われわれの社会もまた血縁を切断し、個人への道を確実に歩み始めたことを痛感させ、死の概念を相対化する機会をも与えよう。写真39点、巻末には人類の葬儀慣習の変化をレビューした、V.G.チャイルドのエッセーを収録。
目次
- 1章 古代ローマ人と剣闘士(剣闘士ショー;政治的劇場としての剣闘士ショー;英雄としての剣闘士)
- 2章 古代ローマ人と死(金持ちと貧乏人;埋葬クラブと集合墓;葬儀、悲嘆、哀悼;死者の追悼記念と死後の生活;生者と死者;遺言状と遺産狙い;永久記念建造物と記念財団;先祖の胸像を誇示する権利が制限されていたという主張に対する若干の疑問点)
「BOOKデータベース」 より