イスラームの国家・社会・法 : 法の歴史人類学

書誌事項

イスラームの国家・社会・法 : 法の歴史人類学

ハイム・ガーバー [著] ; 黒田壽郎訳・解説

藤原書店, 1996.11

タイトル別名

State, society, and law in Islam : Ottoman law in comparative perspective

タイトル読み

イスラーム ノ コッカ シャカイ ホウ : ホウ ノ レキシ ジンルイガク

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注記

原著(State Univ. of New York Press, 1994)の全訳

文献: p371-378

オスマン朝略年譜: p379-381

内容説明・目次

内容説明

本書は、地方に埋もれた厖大な裁判記録や住民の苦情の集成という一次資料を比較の視点により分析し、イスラーム理解の要諦であるイスラーム法(シャリーア)の歴史的実態を初めて明らかにした画期的労作である。

目次

  • 第1章 ウェーバー理論の再検討と法人類学的アプローチ—十七、十八世紀におけるオスマン朝法過程の構造
  • 第2章 法の歴史的展開—カーディーとシャリーア裁判所の位置
  • 第3章 理論的法とその実践的過程—法的体系におけるフェトワー
  • 第4章 慣習法とギルド
  • 第5章 法と政治・社会の相関性—オスマン朝の政治体制における家産制と官僚制の点検
  • 第6章 総括的批判と展望

「BOOKデータベース」 より

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