古代中世文学研究論集

書誌事項

古代中世文学研究論集

伊井春樹編

和泉書院, 1996.10-

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タイトル読み

コダイ チュウセイ ブンガク ケンキュウ ロンシュウ

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内容説明・目次

巻冊次

第3集 ISBN 9784757600942

内容説明

本書に収めた論考は、中古を中心とした古代から、中世、さらには近世とのかかわりにいたるまでを対象とし、古典文学研究に共通する方法論を模索しながら、徹底した資料批判と深い読解を背景にした内容を収めている。

目次

  • 古今作者の官職をめぐって—「公的文学としての和歌」の担い手
  • 古今集時代から後撰集時代への屏風歌の変化—子日をめぐって
  • 歌語りの実際と伊勢の歌
  • 御陵の桐壺帝
  • 明石一族の皇位継承権獲得の表現—『源氏物語』明石巻における催馬楽「伊勢海」引用を中心に
  • 『源氏物語』における空蝉の出家
  • 源氏物語の中の手習巻という寄生体
  • 源氏物語古写本における傍記異文の本行本文化について—天理図書館蔵麦生本「若紫」の場合
  • もう一つの源氏物語—梗概書と連歌における源氏物語の世界
  • 富をめぐる話と『宇治拾遺物語』—現実から現実の彼方の物語世界へ〔ほか〕
巻冊次

第1集 ISBN 9784870888241

内容説明

本書に収めた論考は、中古を中心とした古代から、中世、さらには近世とのかかわりにいたるまでを対象とし、古典文学研究に共通する方法論を模索しながら、徹底した資料批判と深い読解を背景にした内容を収めており、学界への大きな問題提起であるとともに、研究の進展に寄与するものと思う。

目次

  • 一条朝文壇の形成
  • 『蜻蛉日記』上巻の最初の引歌表現
  • 長能と長保元年彰子入内屏風
  • 救済のゆくえ
  • 伝宗長作『紫塵残幽』について
  • 猪苗代兼寿『狭衣物語抄』に関する考察
  • 「卯の花月」の歌
  • 顕注密勘伝本考
  • 『楞伽山伝』考
  • 『弁内侍日記』の執筆時期に関する一考察
  • 宮内庁書陵部蔵『名器秘抄』考
  • 浄土宗談義書における説話覚書
  • 「鉄枴仙」像の受容と定着
巻冊次

第2集 ISBN 9784870889842

内容説明

本書に収めた論考は、中古を中心とした古代から、中世、さらには近世とのかかわりにいたるまでを対象とし、古典文学研究に共通する方法論を模索しながら、徹底した資料批判と深い読解を背景にした内容を収めている。

目次

  • 菅原道真における「祖業」
  • 「臥待月」意義考—「臥待月」は十九日の月か
  • 『紫明抄』の成立過程—『異本紫明抄』との関係
  • 「名を隠す恋」の狭衣—飛鳥井の君物語の表現
  • 謡曲『狭衣』についての考察
  • 歌語「ありそ」「あらいそ」考
  • 『顕注密勘』古筆資料の検討
  • 『明恵上人行状』中巻部の依拠資料について—「漢文行状」春日明神託宣記事を中心に
  • 『弁内侍日記』の伝本に関する報告
  • 豊原統秋撰『舞曲之口伝』考
  • 天文・永禄年間の雅交—仁如集堯・策彦周良・紹巴そして聖護院道澄

「BOOKデータベース」 より

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