品格なくして地域なし
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品格なくして地域なし
晶文社, 1996.11
- タイトル読み
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ヒンカク ナクシテ チイキ ナシ
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注記
その他の著者: 日下公人, 奥本大三郎, 森まゆみ, 津野海太郎
内容説明・目次
内容説明
道路、テーマパーク、劇場の建設…ハード優先の「町づくり」ブームは終わった。5人の論者が「品格ある地域」をもとめて、日本各地を遍歴した。中央にたよらない商業活動がある。豊かな自然と美味しいものがある。楽しくかつ命がけで働く人びとがいる。その地方にしかできないことを実践している。…これからの「町づくり」への具体的なヒントにあふれた、地域文化旅日記。
目次
- なぜ「地域おこし」に品格がないのか—北海道・網走監獄と優佳良織の志(日下公人)
- 森なしには生きられない—愛媛県内子町・里山の復活(奥本大三郎)
- おもしろ、おかしく、命がけ—湯布院町・中谷健太郎の冒険(森まゆみ)
- 「本の学校」に失われた私塾の伝統を見た—米子・今井書店の百二十年(津野海太郎)
- 日本「戦後」史と「町おこし」(関川夏央)
- 地方文化は商業活動にはじまる—佐渡の古民具寄せ場にて(日下公人)
- 美味いものと豊かな自然は不可分なのだ—的矢牡蠣と松阪牛(奥本大三郎)
- 「町おこし」商売はやめにしました—東北のお地蔵さん、結城登美雄の選択(森まゆみ)
- ホール無用、野外劇のたのしみ—長浜曳山祭りと函館野外劇(津野海太郎)
- 「地域文化研究小組」その事始めと遍歴(関川夏央)
「BOOKデータベース」 より