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(講談社+α文庫)
講談社, 1996.11
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ファンタジー オ ヨム
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1996
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内容説明・目次
内容説明
「現実というのは思いのほかに多層性をもっている。自分が見ている『この世界』がすなわち唯一の現実だと思いこむのは浅はかすぎる」と言う心理療法家・河合隼雄が選びぬいた13の物語には、「人間のたましい」「隠された自己」が衝撃的に描きだされる。そして、そこには、人が人生のさまざまな場面で遭遇する「こころの問題」を解くカギが秘められている。
目次
- 序章 なぜファンタジーか
- 第1章 人が病むとき—ストー『マリアンヌの夢』
- 第2章 「もの」と「こころ」の間—ゴッデン『人形の家』
- 第3章 死と向きあう—リンドグレーン『はるかな国の兄弟』
- 第4章 「自己への道」を歩む—ギャリコ『七つの人形の恋物語』
- 第5章 アイデンティティを深める—カニグズバーグ『エリコの丘から』
- 第6章 夢見ること—ピアス『トムは真夜中の庭で』
- 第7章 たましいの存在—ノートン『床下の小人たち』
- 第8章 家族のあり方—マーヒー『足音がやってくる』
- 第9章 「もう一つの国」がある—マクドナルド『北風のうしろの国』
- 第10章 真実の旅—ボスコ『犬のバルボッシュ』
- 第11章 自分自身の本当の姿を知る—ル=グウィン『影との戦い ゲド戦記1』
- 第12章 生まれ変わるために—ル=グウィン『こわれた腕環 ゲド戦記2』
- 第13章 生と死の間で—ル=グウィン『さいはての島へ ゲド戦記3』
「BOOKデータベース」 より