アイルランド地誌
著者
書誌事項
アイルランド地誌
(西洋中世綺譚集成)
青土社, 1996.12
- タイトル別名
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Topographia hibernica
- タイトル読み
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アイルランド チシ
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注記
底本: Giraldi Kambrensis Opera, vol. V, ed. J.F. Dimock, London, 1867
内容説明・目次
内容説明
12世紀イングランド国王に仕えた司祭がアイルランドの土地を歩き、ケルトの風習を蒐集した。ストーンヘンジの起源、海洋から生まれる鳥類、人語を話す狼…等々、驚異的な自然・不思議な事物・習俗の諸層を、才能きらめく筆致で描きだした、ヨーロッパ精神の古層世界。ラテン語から本邦初訳。
目次
- 第1部 アイルランドの自然に関する記述が始まる(アイルランドの位置その自然の多様性;ヒスパニア海が2本の分枝でブリタニアとアイルランドを囲んでいること;ソリヌス、オロシウス、イシドルスのさまざまな見解 正しいこともあれば誤りもあること ほか)
- 第2部 驚異と奇蹟に関する記述が始まる(アイルランド海はひじょうに波が高いこと多様なその満干;アイルランドとブリタニアでは海の流れが逆であること;月が液体を、また体液を動かすこと ほか)
- 第3部 この地の住人に関する記述が始まる(最初の到来大洪水の前、ノアの孫娘カエサラによるもの;第2の到来すなわち大洪水から300年後のバルソラヌス(パルタロン)によるもの;第3の到来スキティアからの、ネメドゥスと4人の子によるもの ほか)
「BOOKデータベース」 より