アメリカ巨大企業体制の成立と銀行 : 連邦準備制度の成立と展開

書誌事項

アメリカ巨大企業体制の成立と銀行 : 連邦準備制度の成立と展開

須藤功著

名古屋大学出版会, 1997.1

タイトル別名

American big business and banking : the formation and reorganization of the federal reserve system, 1863-1935

タイトル読み

アメリカ キョダイ キギョウ タイセイ ノ セイリツ ト ギンコウ : レンポウ ジュンビ セイド ノ セイリツ ト テンカイ

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

参考文献: p311-334

内容説明・目次

内容説明

本書は、アメリカ合衆国における巨大企業体制の成立という視点から連邦準備制度の成立・展開過程を実証的に検討したものである。すなわち、19世紀末の巨大企業体制の形成から1930年代の再編という社会経済の構造的調整に際して、金融問題がいかように変革され受容されたのかを、また国際金本位制の成立から両大戦間期における再建と解体という国際経済の激変期に、アメリカの通貨金融制度がどのように編成され、政策的に対応したのかを究明するものである。

目次

  • 序章 アメリカ史における銀行、産業、国家—課題と構成
  • 第1章 国法銀行制度の成立と貨幣市場
  • 第2章 中西部大都市銀行と金融改革運動の展開
  • 第3章 国際金本位制とアメリカの通貨・信用政策
  • 第4章 ニューディール期における銀行の組織化—連邦準備制度の再編
  • 第5章 第一次大戦前ニューヨーク貨幣市場の国際化
  • 第6章 巨大企業の輸出貿易信用—「オープン・アカウント」信用の発展
  • 第7章 第一次大戦前アメリカの対外通貨政策—フィリピン金為替本位制の導入
  • 第8章 世界大不況下の国際通貨協調とアメリカ—国際連盟の活動を中心にして

「BOOKデータベース」 より

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