フランス国家とマイノリティ : 共生の「共和制モデル」

書誌事項

フランス国家とマイノリティ : 共生の「共和制モデル」

中野裕二著

(国際社会学叢書, ヨーロッパ編 ; 1)

国際書院, 1996.12

タイトル別名

French state and minorities : reflections on the republican model

L'Etat français et ses minorités : réflexions sur le 《modèle républicain》

タイトル読み

フランス コッカ ト マイノリティ : キョウセイ ノ キョウワセイ モデル

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注記

参考文献: p199-209

内容説明・目次

内容説明

様々なマイノリティを抱えるフランスにおいて、どのような社会編成原理によって共生は可能であるかについて、フランス共和制を中心に考察した。タギエフの「人種主義論」、ビルンボームの「国家」論における課題を浮き彫りにしながら新たな共生理念としての「共和制モデル」を追究する。

目次

  • 序章 フランス共和制と共生の問題
  • 第1章 コルシカとフランス共和制—「ジョックス法」と憲法院判決
  • 第2章 「フランス人であること」の多様性
  • 第3章 「新しい人種主義」の社会観と共和制
  • 第4章 フランス共和制の理論的位置
  • 第5章 「新共和主義」と「ポスト共和主義」
  • 第6章 ビルンボーム「国家」論の構造
  • 第7章 ビルンボーム「国家」論の特徴
  • 第8章 「共和制モデル」とフランス共和制
  • 終章 「ポスト共和主義」と「政治的なるもの」の変容

「BOOKデータベース」 より

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