なぜオスとメスがあるのか
著者
書誌事項
なぜオスとメスがあるのか
(新潮選書)
新潮社, 1997.1
- タイトル別名
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Eros and evolution : a natural philosophy of sex
- タイトル読み
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ナゼ オス ト メス ガ アルノカ
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注記
引用文献: p303-318
内容説明・目次
内容説明
無性と有性を比べてみると、どうしても有性生殖が不利である。無性ならば、それぞれの個体が、好きなときに好きなだけ増えることができるが、有性であると、自分と異なる性の個体をみつけ、一緒になって初めて繁殖が可能になるからだ。そこで、無性生殖から有性生殖が出現するためには、繁殖の面でのこのようなコストを補って余りある有利な点が、何かあったに違いない。それは、なんだったのだろうか?答えはまだ出ていないが、本書の著者は、それが、遺伝子修復のための機構だったと考えている。これは、何十億年も前に起こった出来事に関する、緻密な謎解きに満ちた探求の書である。
目次
- 第1章 なぜ性があるのか
- 第2章 初期のレプリケーター
- 第3章 アンダーソン夫人の赤ん坊
- 第4章 性と死
- 第5章 性は自分の作ったものを元に戻す
- 第6章 ないものの二倍
- 第7章 偶然と必然
- 第8章 プラトンの説
- 第9章 ダーウィンの力学
- 第10章 ダーウィンのジレンマ
「BOOKデータベース」 より