ケナリも花、 サクラも花
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ケナリも花、 サクラも花
(新潮文庫, さ-27-3)
新潮社, 1997.3
- タイトル読み
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ケナリ モ ハナ サクラ モ ハナ
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ケナリも花、サクラも花
1997
限定公開 -
ケナリも花、サクラも花
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内容説明・目次
内容説明
二十歳を過ぎるまで、鷺沢萠は自分に流れる韓国の血を知らなかった。そして、’93年1月、祖母の国の言葉を学ぶため、厳冬のソウルへと旅立った—。日韓の齟齬への苛立ち。韓国の学友との交流。祖母・父・わたしを結ぶ血のつながり。様々な思いが去来し、濃密な半年が過ぎてゆく。ケナリの花が美しい韓国から帰ってきても、切ない思いは続いている。「四分の一の祖国」への真摯な留学体験記。
目次
- 序章 コンブハゲッソヨ
- 第1章 苛々している
- 第2章 氷の壁—名前のはざまで
- 第3章 買いかぶってやる
- 第4章 わたしはずるい
- 第5章 みんな「事情」を抱えてる
- 第6章 祖母・父・わたし
- 第7章 ケナリも花、サクラも花
- 第8章 牛の一歩と小さな石ころ
- 終章 チョム ト・チョム ト
「BOOKデータベース」 より