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デカルト研究

福居純著

創文社, 1997.1

タイトル読み

デカルト ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

本書はデカルトの主著『省察』をさまざまな視点から論じた八篇の論文から成っている。『省察』において展開される「神の存在証明」が「永遠真理被造説」を理論的支柱として当の理説を具体的に展開するものに他ならぬ、ということを明らかにするものである。

目次

  • 第1章 デカルト的方法についての試論
  • 第2章 懐疑と循環
  • 第3章 差異—デカルト的「観念」論のための序
  • 第4章 デカルト的「観念」論への注解—「第二〜五省察」の分析試論
  • 第5章 同一性と比喩—デカルトにおける「神の存在論的証明」についての一考察
  • 第6章 デカルトにおける「実体の表現」の問題—ヘンリィ・モアとの往復書簡に関連して
  • 第7章 デカルトの「運動」概念をめぐって
  • 第8章 物質主義的生命観と人間—「第六省察」から『情念論』へ

「BOOKデータベース」 より

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