アヴァンギャルドの時代 : 1910年-30年代
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書誌事項
アヴァンギャルドの時代 : 1910年-30年代
(ポイエーシス叢書, 37)
未來社, 1997.3
- タイトル読み
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アヴァンギャルド ノ ジダイ : 1910ネン-30ネンダイ
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注記
雑誌『未来』に1993年3月から1996年11月まで20回にわたり連載したテクストを加筆再構成したもの. 終章「アヴァンギャルドの変貌」は書き下ろし
内容説明・目次
内容説明
アヴァンギャルドとは何だったのか。未来派と速度、ダダによる意味作用の切断、シュルレアリスムの夢と無意識の探究—。破壊的言語と精神の解放という「われわれの世紀」の知的パラダイムをもっとも尖鋭に体現してみせたアヴァンギャルドたちの見果てぬ夢を運動の語られざる裏面史まで再構成しつつ、生き生きと浮かび上がらせる文学/思想史の野心作。
目次
- 消えた鞄の謎—ダダ出生の秘密
- 鞄の中身—ツァラと「黒人詩」の接点
- 未来派と速度—時速200キロのスピード感覚
- 未来派のイメージ論—シュルレアリスムの先駆者
- 未来派の言語の冒険—その野心と限界
- 理性が狂気に出会うとき—ブルトンの登場
- ブルトンと精神医学—バビンスキー博士のもとで
- 若きブルトンのフロイト体験—期待と失望
- 「シュルレアリスム」の出現
- ツァラのダダ以後
- 『ナジャ』の詩と真実
- アヴァンギャルドの夢
- アヴァンギャルドの変貌
「BOOKデータベース」 より