書誌事項

シャトル外交激動の四年

ジェームズ・A・ベーカーIII, トーマス・M・デフランク [著] ; 仙名紀訳

(新潮文庫, ヘ-13-1, ヘ-13-2)

新潮社, 1997.5

  • 上巻
  • 下巻

タイトル別名

The politics of diplomacy

タイトル読み

シャトル ガイコウ ゲキドウ ノ ヨネン

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注記

The politics of diplomacy.の翻訳

内容説明・目次

巻冊次

上巻 ISBN 9784102490013

内容説明

もしも、この男がいなかったら、世界の歴史は変わっていたかもしれない—間違いなく悪い方へ。ブッシュ政権が発足した1989年から、国際情勢は史上稀に見る大変革を始める。天安門事件、ベルリンの壁の崩壊、そして湾岸危機の勃発—アメリカのみならず、世界の平和と安定に大きくかかわる数々の難局を、ベーカーは、その類まれな手腕で切り抜ける。元米国務長官待望の回顧録。

目次

  • 冷戦が本当に終結した日
  • 三十年来の友情
  • 改革前夜の世界
  • 超党派外交の立て直し—中米の騒乱に終止符を打つ
  • ソ連—ゴルバチョフ、シェワルナゼ、そして「新思考」
  • 統合へ向かうヨーロッパ
  • 中国—大後退
  • 中東—泥沼の洗礼
  • ジャクソンホール精神
  • ベルリンの壁の崩壊〔ほか〕
巻冊次

下巻 ISBN 9784102490020

内容説明

外交とは「いかに言葉を選ぶか」に他ならない。相手を論破し、説得し、なだめ、そして時には脅しを加える—湾岸戦争を日前に控えた緊迫の日々も、ソ連という大帝国の崩壊を目の当たりにする瞬間も、ベーカー国務長官は常にクールにその外交術を駆使していく。世界の指導者たちの知られざる素顔と、歴史に残る様々な交渉の秘話を初めて明かす、一級資料と呼ぶにふさわしい回顧録。

目次

  • 和平への最後かつ絶好のチャンス
  • 盾が剣に変わる日
  • 瀬戸際の攻防
  • ゴルバチョフの和平工作
  • 中東の戦後の展望
  • 権力の座に居すわるサダム・フセイン
  • 中東和平会議への序曲—責任は誰が負う
  • ベルリンからバルカンへ
  • 和平への突破口
  • 揺れる帝国〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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