文学の言語行為論
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文学の言語行為論
未来社, 1997.4
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ブンガク ノ ゲンゴ コウイロン
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執筆: 竹森佳史ほか
Contents of Works
- 誠実と自己欺瞞―大江健三郎『人生の親戚』 / 小林康夫
- 弱きことばの器―川端康成『弓浦市』 / 竹森佳史
- 「死者たち」の言語行為論―ジョイス『死者たち』 / 大久保譲
- 空想的な物語―ドストエフスキー『おとなしい女』 / 番場俊
- 眠れる身体のテクスト―プルースト『失われた時を求めて』 / 根本美作子
- 書かれたものの貧しさ―ブルトン『ナジャ』 / 竹内孝宏
- 書かれえぬ叫び―デュラス『モデラート・カンタービレ』 / 坂本佳子
- 沈黙してゆく声―『ジェイン・エア』から『ショアー』へ―C・ブロンテ『ジェイン・エア / 石光泰夫
Description and Table of Contents
Description
作品を書く行為がいかなるかたちで作家の文学創造の内実を形成していくのか。オースティンをはじめとする言語のパフォーマティヴ理論に依拠しつつ、小説作品をどう読みかえるのか。東京大学教養学部表象文化論の俊英たちによる斬新な文学作品解読への挑戦。
Table of Contents
- 誠実と自己欺瞞—大江健三郎『人生の親戚』
- 弱きことばの器—川端康成『弓浦市』
- 「死者たち」の言語行為論—ジョイス『死者たち』
- 空想的な物語—ドストエフスキー『おとなしい女』
- 眠れる身体のテクスト—プルースト『失われた時を求めて』
- 書かれたものの貧しさ—ブルトン『ナジャ』
- 書かれえぬ叫び—デュラス『モデラート・カンタービレ』
- 沈黙してゆく声—『ジェイン・エア』から『ショアー』へ—C・ブロンテ『ジェイン・エア』
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