詩う作家たち : 詩と小説のあいだ

書誌事項

詩う作家たち : 詩と小説のあいだ

野山嘉正編

至文堂, 1997.4

タイトル読み

ウタウ サッカタチ : シ ト ショウセツ ノ アイダ

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内容説明・目次

内容説明

散文と韻文、小説と詩・短歌・俳句という区分を固定的なものと捉えがちな「常識」を切り崩し、ジャンルを越えた関係のダイナミズムを問う。個々の作家たちの文学活動を精緻に跡づける一方で、近代精神史に光を当て直し、文学史の新たな構想を目指す論集。

目次

  • 近代詩歌の思想—序に代えて
  • 明治期の詩歌—詩と散文の交響をめぐって
  • 坪内逍遙における「詩歌」と「小説」
  • 硯友社の俳人たち
  • 「形式」と「内容」の間—森鴎外における韻文と散文
  • 民友社の「詩想」—蘇峰・愛山・湖処子・独歩を中心に
  • 島崎藤村、『若菜集』前後—「叙事詩」・「抒情詩」・「音楽」
  • フランス象徴詩の移入における韻文と散文のあいだ—『海潮音』の方法〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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