Bibliographic Information

暴虐と忘却 : 1945年以降の政治小説

ロバート・ボイヤーズ [著] ; 田部井孝次, 田部井世志子訳

(叢書・ウニベルシタス, 567)

法政大学出版局, 1997.5

Other Title

Atrocity and amnesia : the political novel since 1945

Title Transcription

ボウギャク ト ボウキャク : 1945ネン イコウ ノ セイジ ショウセツ

Available at  / 156 libraries

Note

原著 (Oxford University Press, 1985) の全訳

索引: 巻末p1-16

Description and Table of Contents

Description

ソルジェニーツィン、ガルシア・マルケス、ギュンター・グラス、ミラン・クンデラ…第二次大戦後の「政治小説」を重要な文学上の現象として捉え、徹底した倫理的視点から分析・評察を試み、小説における政治や文化、社会への影響等を明らかにする。

Table of Contents

  • 1 政治小説の読みに向けて
  • 2 時間、存在、倫理—共有される現実を想像する
  • 3 V・S・ナイポール—風刺と社会から政治へ
  • 4 グレアム・グリーン—政治的美徳と無垢の小説
  • 5 ラテンアメリカにおける国家の長と永劫回帰の政治
  • 6 アレクサンドル・ソルジェニーツィン—政治と人生の現実
  • 7 ナディン・ゴーディマ—公と私と
  • 8 政治的ホロコースト小説
  • 9 ギュンター・グラス—否定とパラダイムの破壊
  • 10 東と西の間で—ミラン・クンデラへの手紙

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

Page Top