魯庵の明治
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魯庵の明治
(講談社文芸文庫)
講談社, 1997.5
- タイトル読み
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ロアン ノ メイジ
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注記
年譜・著書目録--内田魯庵 歌田久彦作成:p265〜284 文献 歌田久彦作成:p285〜298
内容説明・目次
内容説明
明治文壇を代表する批評家であり、小説も書き、外国文学の紹介者でもあった内田魯庵。彼の旺盛な好奇心と洋の東西におよぶ該博な知識は文学を越えて、民俗学そして文明論的な拡がりをもつに至る。江戸から明治への時代の推移は、急激な西洋化に伴い、ある種の伝統の暖絶でもあり日本的ハイカラ文化の誕生でもあった。両者をバランス良い視点から眺め綴る自由主義者魯庵、神髄発揮のエッセイ。
目次
- 銀座と築地の憶出
- 銀座繁昌記
- 下谷広小路
- 早取写真
- 納札の過去現在未来
- 明治以降—『見せ物』の変遷
- 灰燼十万巻
- 文明国には必ず智識ある高等遊民あり
- 駆逐されんとする文人
- 二十五年間の文人の社会的地位の進歩
- シロウトの画葉書
- のん記
- 病臥六句
「BOOKデータベース」 より