還らぬ時 : ポーランド
著者
書誌事項
還らぬ時 : ポーランド
恒文社, 1997.7
- タイトル別名
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Austeria
- タイトル読み
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カエラヌ トキ : ポーランド
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注記
Austeriaの抄訳
内容説明・目次
内容説明
一九一四年初秋、第一次世界大戦勃発の日、それはユダヤ教暦上もっとも重要な「裁きの日」であった。息子を戦場に送った老ユダヤ人タクが、嫁と孫娘の三人で切り盛りするガリツィアの町はずれの旅籠は、コサックのポグロム(虐殺)を逃れてきた難民たちでごった返し、さながらノアの方舟と化している。物語は、宗教的時間と歴史的時間とが濃密に交錯してドラマチックに展開する…。多民族、多宗教が共存していたオーストリア・ハンガリー帝国で恩恵に浴してきたユダヤ人社会の運命を、イディッシュ語の世界で育ったユダヤ系ポーランドの作家が万感の思いを込めて描く長篇。巨匠カヴァレロヴィッチ監督の名画『宿屋』の原作。本邦初訳。
「BOOKデータベース」 より