正常な「老い」と異常な「老い」
著者
書誌事項
正常な「老い」と異常な「老い」
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1997.7
- タイトル別名
-
正常な「老い」と異常な「老い」 : 晩年を美しく生きるために
正常な「老い」と異常な「老い」 : 老年期の脳と心
- タイトル読み
-
セイジョウ ナ オイ ト イジョウ ナ オイ
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注記
その他のタイトルはカバージャケットによる
参考文献: 章末
底本: 『正常な「老い」と異常な「老い」 : 晩年を美しく生きるために』(星和書店, c1991.7).
内容説明・目次
内容説明
加齢とともに衰えていく身体の機能。脳もまた例外ではない。一般に“年のせい”“ボケ”と片づけられてきた老年期の心身の「故障」を症例ごとに分析・解説。血行不良による脳機能障害とアルツハイマーの違い、老人性うつと分裂病などについてわかりやすく詳述しながら、高齢化社会と老人の核家族化が進行するなかで、家族・地域・行政の果たすべき役割を探る。
目次
- 第1章 はじめに
- 第2章 症例の紹介—生物学的要因による障害が大きい例
- 第3章 症例の紹介—人間学的要因による障害が大きい例
- 第4章 症例の紹介—作話的妄想発展
- 第5章 正常な「老い」と異常な「老い」
- 第6章 痴呆疾患の中核精神症状と周辺精神症状
- 第7章 「老い」の神経心理
- 第8章 老年期のうつ状態(気分障害)とその周辺
- 第9章 老人性痴呆疾患の問題行動
- 第10章 老人と家族の問題
- 第11章 医療介護
- 第12章 老化を防ぐ心身の健康管理
「BOOKデータベース」 より