日本人の心の習慣 : 鎮めの文化論

書誌事項

日本人の心の習慣 : 鎮めの文化論

大村英昭著

(NHKライブラリー, 55)

日本放送出版協会, 1997.8

タイトル読み

ニホンジン ノ ココロ ノ シュウカン : シズメ ノ ブンカロン

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注記

NHK『人間大学』の「鎮めの文化〜欲望社会と日本人のこころ」(1995年7-9月放送)のテキストをもととする

内容説明・目次

内容説明

欲望や情念を煽り追い立てられている日本人。一方で、古来より日本には、心の習慣として識らず識らずのうちに蓄積されてきた、煽りを鎮める文化があった。民俗や日本仏教の伝統の深層にある、これら「鎮めの文化」を再発掘し、現代社会が抱える悩みからの脱却の方向性をさぐる。宗教社会学の恰好の入門書。

目次

  • 第1章 魂鎮めと「民俗のこころ」
  • 第2章 近代化と宗教的エートス
  • 第3章 「煽る文化」の発端と末路
  • 第4章 「勉強」のすすめ—または「禁欲的頑張る主義」
  • 第5章 日本人のイエ意識
  • 第6章 イエを捨て、世も捨てて
  • 第7章 撤退の思想
  • 第8章 親鸞聖人伝説
  • 第9章 “ご開山”と中興上人
  • 第10章 親鸞聖人と聖徳太子
  • 第11章 『歎異抄』を鎮める
  • 第12章 十五世紀の知恵を、二十一世紀へ

「BOOKデータベース」 より

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