アジア海人の思想と行動 : 松浦党・からゆきさん・南進論者

書誌事項

アジア海人の思想と行動 : 松浦党・からゆきさん・南進論者

清水元著

(ネットワークの社会科学)

NTT出版, 1997.9

タイトル読み

アジア アマ ノ シソウ ト コウドウ : マツラトウ カラユキサン ナンシンロンジャ

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注記

参考文献: p286-297

歴史人名索引: pi-v

内容説明・目次

内容説明

西海(長崎・佐賀)の人々の心は、海を通し常にアジアとつながってきた、近代国家が断ち切るまでは。土地=農民中心の日本史に対し「海人の思想史」を描く野心作。

目次

  • 1 西海の海人(潮と風が結ぶ内海;西海のマージナルマン「松浦党」;倭寇の根拠地としての西海)
  • 2 開国と二つの海(太平洋と開国;「交流の海」と「からゆき」)
  • 3 平戸の南進論者と「国家の海」(海外に雄飛する平戸の青年たち;明治中期南進論者の人脈と思想;『南洋時事』の思想—膨張性と国際性のはざまで;菅沼貞風の南進論—アジア連帯と膨張主義)
  • 4 おわりに
  • 補論 近代日本における「東南アジヤ」地域概念の成立(欧米における“South East Asia”概念;第一次大戦期における「東南アジヤ」地域概念の成立;「東南アジヤ」地域概念の特徴)

「BOOKデータベース」 より

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