ハイデガーとサルトルと詩人たち

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ハイデガーとサルトルと詩人たち

市倉宏祐著

(NHKブックス, 810)

日本放送出版協会, 1997.10

タイトル読み

ハイデガー ト サルトル ト シジン タチ

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注記

参考文献: p309-310

内容説明・目次

内容説明

ハイデガーはヘルダーリンを論じ続け、サルトルはマラルメの生き方にアンガージュマン〔参加〕の理想の姿を見た。二十世紀を代表する二人の哲学者は、なぜ詩人に深い関心をもったのか。「詩人であること」が、すなわち「人間であること」だという考え方は、何を意味しているのか。実存の哲学の本質を「無の哲学」ととらえる視点から、ハイデガーとサルトルの詩人論を読み解き、近代知識人の陥った問題点を指摘しつつ、私たちが詩的に生きるためのヒントを提示する。

目次

  • はじめに なぜ〈詩人〉が問題なのか
  • 1 無の国—ハイデガーとサルトルの哲学
  • 2 サルトルと詩
  • 3 詩の次元
  • 4 ジュネとブルトン
  • 5 時代状況—実存の哲学が生まれた背景
  • 6 アンガージュマン
  • 7 普遍の体現—サルトルの知識人論
  • 8 詩人であること
  • 9 ハイデガーの詩論
  • 10 故国—ハイデガーと詩人の魂
  • おわりに 詩的に生きるために

「BOOKデータベース」 より

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