わたしの非暴力
著者
書誌事項
わたしの非暴力
(みすずライブラリー)
みすず書房, 1997.9
- 1
- 2
- タイトル別名
-
My non-violence
- タイトル読み
-
ワタシ ノ ヒボウリョク
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注記
原著 (Ahmedabad: Navajivan Publishing House, 1960) を二分冊にして全訳したもの
みすず書房刊 (1970.3-1971.12) の再刊
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784622050179
内容説明
1948年1月30日夕刻、凶弾に斃れた「マハトマ=偉大な魂」は、複数の民族主義と言語、原理主義的行動にはしりがちな多くの宗教が入り乱れるインドにあって、あくまでも「非暴力」で祖国をイギリスから独立させ、統一しようとした。その79年の生涯を賭けて。その理想主義を嗤うものもいた。しかしチャーチルは、大英帝国の版図が音を立てて崩壊してゆくのを目撃する。「たった一人の粗末な白衣をまとった小男にイギリスが敗れた」。本巻には1920年から1940年までのガンディーの言葉による行脚を収める。全2巻。
目次
- 剣の教義
- わたしには一歩前進でけっこう
- われらの隣人たち
- 辺境地方の友たち
- 兵士たち
- なぜわたしは前大戦に協力したか
- わが道
- 西洋についてはどうか
- アメリカの友らに
- 軍事義務教練〔ほか〕
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784622050186
内容説明
冷戦構造が崩壊した後、世界の各地で紛争が絶えない。民族主義と原理主義的宗教は、独立を求め、銃をとり、流血が止むことがない。かつてのインドもそうだった。その地にあって「マハトマ=偉大な魂」は、あくまでも非暴力を訴えて、祖国に独立をもたらした。あまりの理想主義と言われながらも、その粘り強い言葉は、インドの一草から全世界に及んだ。「ガンディー—このような人物が、かつて地上に存在したと、およそ未来の世代には信じられぬであろう」(アインシュタイン)1941年から、死の前日の1948年までの言葉を収める。全2巻。
目次
- アドルフ・ヒトラーに
- 悲しむべき事件
- 婦女暴行について
- 平和主義者の危機
- 焦土作戦
- もしほんとうに非人道的であるなら
- 非暴力の抵抗
- すべての日本人に
- 非暴力の実践としての断食
- 「クイット・インディア」決議〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より