阪神間の文学
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阪神間の文学
(和泉選書, 112)
和泉書院, 1998.1
- タイトル読み
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ハンシンカン ノ ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
阪神間は、むかしから京と西国、さらには大陸をもつなぐ交通の要衝として、人の往来も多く、文化の交流も盛んであった。一方地理的には、山あり河あり、野あり海あり、島あり岬ありで、きわめて風光明媚、気候も温暖である。そういう点から文学的にも風土性豊かな土地柄で、多くの文学遺跡にも恵まれている。その中からいくつかを筆者諸氏がそれぞれの立場から取りあげて論じられたのを、一本にまとめて刊行されたのが本書である。
目次
- 鞆の浦から敏馬の崎へ—大伴旅人歌を中心にして
- 粟島を背向に見つつ—粟島と淡島
- 「たまはやす むこ」小考—「むこ」の地名語源
- 処女塚—その伝説に流れる時間
- 阿倍仲麻呂と唐の詩人たち
- 有馬山猪名の笹原
- 須磨・明石と紫式部
- 一の谷 源平合戦譚をめぐる諸問題
- 義経都落ちと中世尼崎・大物浦をめぐって
- 「処女塚」と「求塚」—謡曲《求塚》小考〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より