ドイツ社会政策・中間層政策史論
著者
書誌事項
ドイツ社会政策・中間層政策史論
未來社, 1997.12-1999.1
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- タイトル別名
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Geschichte der Deutschen Sozial- und Mittelstands- politik
- タイトル読み
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ドイツ シャカイ セイサク チュウカンソウ セイサク シロン
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注記
文献: 巻末(v.1)pxviii-xxxiii, (v.2)pxxi-xxxi
VTは巻末ドイツ語目次による
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784624321550
内容説明
本書は、三月前期のプロイセンにおける社会政策「工場労働者保護」と中間層政策「手工業者保護」の展開の様相の特徴を考察することにより、政策主体であるプロイセン国家の政治構造「選挙制度と権力分立のあり方」の特質を究明することを課題としている。
目次
第1部 三月前期における政策展開と官僚的絶対主義国家(三月前期における「社会問題」;三月前期のプロイセンにおける社会政策の開始=一八三九年の児童保護規定;三月前期のプロイセンにおける中間層政策の開始=一八四五年の営業令と身分制的伝統の維持;三月前期のプロイセンにおける官僚政治の相対的自律性と州議会=身分的伝統の維持;自由主義的経済政策の展開と州議会との矛盾=合同州議会の創設と唯一の国家身分たる官僚の地位の喪失)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784624321574
内容説明
本書では、1848/49年革命を経て、プロイセン憲法が制定され、プロイセン議会が創設されることにより、1で考察した官僚的絶対主義が、外見的立憲主義(「隠された絶対主義」)へ移行していく過程を明らかにすることを最大の課題としている。これに対して、革命後における社会政策(工場労働者保護)と中間層政策(手工業者保護)の展開の特徴については簡単に触れるに留めている。
目次
第2部 1848/49年革命と官僚的絶対主義から外見的立憲主義への移行および政策展開の特徴(プロイセン国民議会の成立過程;カンプハウゼン内閣とプロイセン国民議会および反革命陣営=革命期;アウエルスヴァルト内閣と憲法制定過程=反革命期;プフューエル内閣とそれ以後の軍隊をめぐる国王と議会との関係;1848/49年革命後における官僚政治と軍隊;1848/49年革命後における社会政策と中間層政策の特徴)
「BOOKデータベース」 より