ノヴァーリスと自然神秘思想 : 自然学から詩学へ
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ノヴァーリスと自然神秘思想 : 自然学から詩学へ
創文社, 1998.2
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ノヴァーリス ト シゼン シンピ シソウ : シゼンガク カラ シガク エ
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引用テクストおよび参考文献: 巻末p18-30
Description and Table of Contents
Description
本書は、主として理論的著作を取り上げ、ノヴァーリスの自然思想を十八世紀末の思想状況のなかで明らかにしようとする。第一に、ノヴァーリスの自然思想を、ルネサンス以来のヨーロッパの「自然神秘思想」の伝統の受容と変奏として検討、第二に、ノヴァーリスの思想における「自然」の問題を体系的にとらえ、とくに、哲学や自然科学をふまえた「自然学」が、なぜ、いかにして「詩学」となるのかを考察する。
Table of Contents
- 第1部 超越と自然(「ノヴァーリス」の誕生;ガイストの顕現としてのこの世界;世界の意味の喪失と回復)
- 第2部 自然学(マクロコスモスとミクロコスモス;魔術;万物の共感の学;しるしの学)
- 第3部 詩学(心情の表現としてのポエジー;高次の自然学としてのポエジー;文学の理論としての詩学;シンボルとアレゴリー)
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