枕草子逸脱のまなざし
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枕草子逸脱のまなざし
笠間書院, 1998.1
- Other Title
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枕草子 : 逸脱のまなざし
- Title Transcription
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マクラノソウシ イツダツ ノ マナザシ
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枕草子逸脱のまなざし
1998
Limited -
枕草子逸脱のまなざし
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Description and Table of Contents
Description
斬新な発想と方法によって枕草子に新たな光をあて、そのアナーキーな魅力を解き明かす。「逸脱」に執着する枕草子の過激な一面を鮮やかに浮かび上がらせ、枕草子研究のさらなる可能性を切り拓く刺激的な論文集。
Table of Contents
- 1 「性差」を越えて—清少納言と中宮定子
- 2 枕草子の女・男—越境することば
- 3 異化するテクスト枕草子—「大進生昌が家に」の段をめぐって
- 4 枕草子の祝祭的時空—「供犠」としての翁丸
- 5 枕草子のコミュニケーション—「頭の中将の、すずろなる虚言を聞きて」の段をめぐって
- 6 時間の超克—「無名といふ琵琶の御琴を」の段をめぐって
- 7 挑戦としての「笑い」—「方弘は」の段をめぐって
- 8 潜在する「あはれ」—「関白殿、黒戸より出でさせたまふとて」の段を中心に
- 9 不在からの視点—「円融院の御果ての年」の段を中心に
- 10 枕草子の「謎合」を「読む」—「殿などのおはしまさで後」の段をめぐって
- 11 枕草子の始発—「宮にはじめてまゐりたるころ」の段をめぐって
- 12 枕草子研究の現状と展望
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