書誌事項

音楽の宇宙 : 皆川達夫先生古希記念論文集

皆川達夫先生古希記念論文集編集委員会編

音楽之友社, 1998.4

タイトル読み

オンガク ノ ウチュウ : ミナガワ タツオ センセイ コキ キネン ロンブンシュウ

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注記

執筆者: 上尾信也 [ほか]

皆川達夫の肖像あり

付: 文献

皆川達夫先生年譜: p492-498

皆川達夫先生研究業績目録: p499-506

収録内容

  • 古代・中世・ルネサンスの音楽: 「楽師の不思議な角笛」 : ドイツの楽師伝説にみる19世紀の楽師像 / 上尾信也
  • 15世紀前半のイタリアにおける北方音楽家たち / 今谷和徳
  • 「甘美な響き」の源 : ルネサンス様式の起源を求めて / 金澤正剛
  • アオスタ写本における2つの写本構成法 / 佐々木勉
  • 奈穂に : 丘の上から第12章 / 辻成史
  • ヨハネス・オケゲムの「アヴェ・マリア」 / 寺本まり子
  • マルケット・ダ・パドヴァが全音を5等分割したことをめぐって / 東川清一
  • 中世音楽における二分法 : 「自然のもの」と「人工のもの」 / 永田仁
  • 近世イングランドにおける音楽学位 / 那須輝彦
  • 古代ローマ石棺浮彫りにみる奏楽の女性像 / 名取四郎
  • フランコ記譜法理論の展開 : ペトルス・ピカルドゥス『モテトゥス技法概論』をめぐって / 西間木真
  • 『記譜法論 Tractatus Figurarum』について : アルス・スブティリオルの記譜法理論に見られるひとつの試み / 宮崎晴代
  • ルネサンスの合唱音楽 : 同声合唱の実践を通して / 松村玲子
  • バロック音楽: Instrumenta Fundamenti と Instrumenta Ornamenti について / 荒川恒子
  • J.S.バッハの作品概念 / 礒山雅
  • ルイ14世と宮廷バレエ / 小穴晶子
  • バッハにおける調性の美学 / 小林義武
  • モンテヴェルディとタッソ / 高野紀子
  • 不完全な拍節'C'の普通の拍子'4/4'への転換 : 「2つのムジュール」のリズムの不完全性について / 古山和男
  • シュッツにおけるイタリア作品の転用について / 正木光江
  • 古典派・ロマン派・現代の音楽: J.ケージのメゾスティックス : ジョイスを介して / 庄野進
  • ザルツブルクの写譜家研究の諸問題 : W.A.モーツァルトの写譜家を中心に / 西川尚生
  • 「菩提樹」における隠喩 / 三宅幸夫
  • 「実用版」楽譜とは何か? : 演奏の伝統における「書かれたもの」と「書かれないもの」の相克 / 渡辺裕
  • キリシタンと音楽: キリシタン時代に歌われた「Dic nobis Maria」について / 笠原潔
  • キリシタン史料における擦弦楽器 / 神戸愉樹美
  • 教育的視点による生月島壱部・旧キリシタンの「歌おらしょ『ぐるりよざ』」の変容 / 竹井成美
  • キリシタン版から見た近世邦楽の萌芽 : 筝曲を中心として / 千葉優子
  • フロイス『日本史』におけるcanto d'orgãoをめぐって / 美山良夫
  • 『長崎版サクラメント提要(1605年)』の歌譜について / 山内忠
  • 洋楽受容: ロンドンの日本劇「ムスメ」 / 倉田喜弘
  • ラファエル・ケーベルの日本における演奏活動について / 関根和江
  • ジョージ・オルチン師とL.W.メーソン : オルチン書簡をとおして / 千代木俊一
  • 日中両国での西洋音楽受容初期にみる五線譜に関わる活動について / 仲万美子
  • 文政3年出島上演の「二人猟師湩売娘」 / 中村洪介
  • 日曜日にはバンドがひびく : 横浜浮世絵が描く音と音楽 / 樋口昭
  • ユダヤ系音楽家と日本の音楽界 / 樋口隆一
  • 夢の転位 : 明治が見た音楽の「近代」試論 / 林淑姫
  • 現代社会と音楽: ベルリンのシナゴーグとオルガン / 伊藤恵子
  • 芸術文化の公的支援 : その根拠と歴史 / 住川鞆子
  • 音楽文献目録委員会と『音楽文献目録』 : 日本の音楽文献と国際貢献 / 関根敏子
  • ミュージックからミュージックスへ : 音楽の教育的パラダイム・シフト / 滝沢達子
  • 内田百間と音楽 : その著作に見る理想の音楽像 / 千葉潤之介
  • ウンム・クルスーム生涯の軌跡 : 年代記ふうポートレート/ 水野信男
  • 美学・史学・文学: 未来願望としての歴史認識 : laudator temporis futuri E.H.カーの場合 / 澤田昭夫
  • N.グッドマンに於けるレファランスと類似 / 戸澤義夫
  • 時間と音楽 : ジャンケレヴィッチの郷愁と夜 / 橋本典子
  • エドモンド・ガーネイにおける音楽的価値の理論 / 松尾大
  • 平安期の女流文学に記述された自然音と楽器音・声との響き合い : 『枕草子』『紫式部日記』『源氏物語』の分析から / 茂手木潔子

内容説明・目次

内容説明

NHK・AM『音楽の泉』でお馴染みの皆川達夫立教大学名誉教授に、第一線で活躍する同僚、門下生が贈る論文集。中世・ルネサンス・バロック・古典派・ロマン派・現代の音楽、キリシタン音楽、洋楽受容、民族音楽、音楽社会学、音楽教育学、美学、歴史学、美術史など多彩な分野の論文全50編を収録。

目次

  • 古代・中世・ルネサンスの音楽
  • バロック音楽
  • 古典派・ロマン派・現代の音楽
  • キリシタンと音楽
  • 洋楽受容
  • 現代社会と音楽
  • 美学・史学・文学

「BOOKデータベース」 より

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