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非行臨床の実践

生島浩, 村松励編

金剛出版, 1998.2

タイトル読み

ヒコウ リンショウ ノ ジッセン

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注記

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

本書は、非行からの立ち直りの道筋と手だてに関して、臨床家の立場から理論化を図り、治療構造とアプローチの実際について詳述したものである。執筆には警察署、家庭裁判所、少年鑑別所、児童相談所、教護院、保護観察所、少年院、少年刑務所において、非行問題と現実に日夜格闘している中堅の実務家があたり、薬物乱用や境界例など現代的な非行の実例を呈示しつつ、実際の処遇・面接技法とその臨床的有用性や限界・問題点に触れた。非行臨床家のみならず、青年期の心理臨床に携わる者やスクールカウンセラーのために編まれた、非行臨床最前線からの報告である。

目次

  • 第1部 非行臨床の理論(非行臨床の課題;非行臨床における心理的援助の方法;非行臨床におけるわれわれの理解枠 ほか)
  • 第2部 非行の調査・診断・初期介入—非行の発見から処分まで(非行初期段階での治療的援助;家庭裁判所における非行臨床—システム論の観点から;精神分析的アプローチ—自己心理学の視点からの非行理解と援助 ほか)
  • 第3部 処遇機関のアプローチの実際(クライエント中心療法;保護観察における短期処遇および認知行動療法の技法の活用;児童相談所における家族療法の活用 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA35434678
  • ISBN
    • 4772405720
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    222p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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