書誌事項

量子ドットへの誘い : マイクロエレクトロニクスの未来へ

R. タートン著 ; 福山裕之, 山賀正人, 大坪一彦訳

シュプリンガー・フェアラーク東京, 1998.7

タイトル別名

The quantum dot : a journey into the future of microelectronics

タイトル読み

リョウシ ドット エノ イザナイ : マイクロエレクトロニクス ノ ミライ エ

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注記

監訳: 川村清

内容説明・目次

内容説明

1ミクロンのさらに100分の1というような非常に小さな半導体である量子ドットは将来のマイクロエレクトロニクスのために研究されている注目の電子デバイスである。本書は、マイクロエレクトロニクスの明日を考える“旅”であり、半導体の基礎概念から、トランジスターの歴史と現状、行き詰まりつつある現在の技術的課題、そして未来のコンピュータ素子を開拓するためのいろいろな提案までを順をおってやさしくかつ丁寧に解説し、その流れの中で量子ドットに寄せられる期待を説く。

目次

  • プロローグ 成長を続けるシリコンチップ
  • 1 自然界の組み立てキット—物質の寄せ木細工
  • 2 伝導するか否か?それが問題だ—半導体は一体どちら?
  • 3 p‐n接合—どう働いてそれで何ができるのか?
  • 4 論理的な判断—トランジスタを電子スイッチとして使う
  • 5 驚くほど小さくなるトランジスタ—集積回路のありがたみ
  • 6 高速を目指せ—電子を速く動かすには
  • 7 粒子が粒子でなくなるとき—電子が波に
  • 8 トンネル効果の不思議—超原子から超格子まで
  • 9 負抵抗と量子トランジスタ
  • 10 超伝導と単電子トンネル
  • 11 光に仕事をさせる—光子を使った計算
  • エピローグ 未来を計算する

「BOOKデータベース」 より

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