記紀神話のメタヒストリー
著者
書誌事項
記紀神話のメタヒストリー
吉川弘文館, 1998.8
- タイトル別名
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記紀神話のメタヒストリー
- タイトル読み
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キキ シンワ ノ メタ ヒストリー
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内容説明・目次
内容説明
『古事記』『日本書紀』はかくも長い間、なぜ読み継がれてきたのか。支配層だけでなくそれに抗う者までがとらわれていった、記紀のもつ求心力とは一体何か。天武天皇にはじまり、本居宣長・津田左右吉・石母田正らが、自己の思想や世界観の正当性を、記紀という古代王権のテクストに求めていったその構造を明らかにする。
目次
- 1 記紀神話における理解の位相—本居宣長の創成神話論
- 2 正典とヴァリアント—スサノヲ一書論
- 3 変貌する伝承—古代・中世のヤマトタケル
- 4 神話と合理主義—近世・近代の神解釈
- 5 歴史的言説の空間—石母田英雄時代論
「BOOKデータベース」 より