チェルノブイリ診療記
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チェルノブイリ診療記
晶文社, 1998.8
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チェルノブイリ シンリョウキ
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Description
１９８６年、世界を震撼させたチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故。近隣のベラルーシは、事故後も子どもたちの甲状線ガンが激増するなど、多大な被害をこうむった。そんなベラルーシ共和国の首都ミンスクの国立甲状線ガンセンターで、外国人としてただひとり治療にあたる日本人医師がいる。貧しい医療環境。不自由なことば。子どもたちの将来への不安。苦脳する被災地の人びととの対話…。とまどい、葛藤しながらも、希望をもって活動をつづける。地位や名誉をすて、医療現場の最前線に飛びこんだ医師がつづる、知られざるチェルノブイリの現実。
Table of Contents
- １ 決意
- ２ ベラルーシの医療現場
- ３ 事故１０年目の春
- ４ 不思議の国ベラルーシ
- ５ 外科医の日常
- ６ 人々の闘い
- ７ 希望
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