書誌事項

円と球面の幾何学

前原濶著

(入門有限・離散の数学, 5)

朝倉書店, 1998.9

タイトル読み

エン ト キュウメン ノ キカガク

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注記

覚え書き: 各章末

内容説明・目次

内容説明

本書は円や球面に関連する話題、主として離散幾何学的な話題を扱っている。いまさら円や球面なんて、という人がいるかもしれないが、中身を見ればきっと興味を覚える。特に、以下の結果の完全な証明を含んでいる。どんな平面グラフも、平面上の互いに重ならない円板の接触パターンとして得られる(Koebeの定理)。Koebeの定理を拡張したBrightwell‐Scheinermanの定理。3連結な平面的なグラフは、凸多面体のグラフに同型である(Steinitzの定理)。1つの単位球に同時に接することができる単位球の個数の最大値は12である(ニュートンの13球問題の解決)。

目次

  • 1 おもしろい例題
  • 2 反転と立体射影
  • 3 互いに接する球面の系
  • 4 コイングラフ定理
  • 5 四辺形分割の直交円表現
  • 6 直交円表現定理の応用
  • 7 球面幾何
  • 8 13球の問題
  • 9 球面上のランダム幾何
  • 10 高次元の球

「BOOKデータベース」 より

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