源氏物語と仏教

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源氏物語と仏教

中井和子著

東方出版, 1998.9

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ゲンジ モノガタリ ト ブッキョウ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、『源氏物語』にみえる法華八講などの法会が、どのような形で行われたのか、僧侶はどんな役目を担っていたのか、人々は死をどんな風に考えていたのか、さらに登場人物の多くは出家するが、出家はどのようにして行われたのか、人々の心の奥深く内在する人間の業とそれの解脱は、どのように考えられ、行われたのか等々、『源氏物語』と仏法（本書の場合、特に『法華経』）のかかわり合いを考えてみたものである。

目次

  • 第１章　仏教荘厳の世界（荘厳の世界；予言、病、死、祈り）
  • 第２章　出家（女たちの出家；男たちの出家）
  • 第３章　仏道と業と（本編の人々；「宇治十帖」の人々）

「BOOKデータベース」 より

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