鬼の宇宙誌
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書誌事項
鬼の宇宙誌
(平凡社ライブラリー, 260)
平凡社, 1998.9
- タイトル読み
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オニ ノ ウチュウシ
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注記
講談社 1991年刊の再刊
参考にした書物と論考: p392-397
内容説明・目次
内容説明
邪悪にして霊験あるもの、毒にして薬—。異形ゆえに怖れられると同時に、自然の秘奥に通じるものと目されてきた「鬼」。多彩な図像の読みを通して、人間の内心に棲みつく鬼の魅力の核心に迫る。
目次
- 狼男はヨーロッパの鬼である
- 地獄の業火は鍛冶場の火である
- 大工道具が地獄の責め具となる理由
- 車輪は女神の女陰である
- 酒天童子を殺したのも鬼である
- 鬼退治は男原理による女原理の制圧譚である
- 鈴鹿の女鬼は錬金術師だった
- 欠けたる者こそが打ち出の小槌を得る
- 婆さん怖い
- つづらは鬼の母胎である〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より