コラボレーション経営 : 次世代流通戦略への情報システム活用
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コラボレーション経営 : 次世代流通戦略への情報システム活用
一世出版, 1998.9
- タイトル別名
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Collaboration
- タイトル読み
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コラボレーション ケイエイ : ジセダイ リュウツウ センリャク エノ ジョウホウ システム カツヨウ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
元西武百貨店取締役が語る次世代流通業への提言。本書で提言している今後の企業経営における戦略構築のために不可欠な基本思想とは、以下の四点に総括することができる。第一は、経営戦略が立脚する戦略の場が、従来の“競争”の場から競争と協調を同時に追求するいわば“協創”の場に転換するということである。企業戦略はコンペティーション戦略一辺倒から、よりフレキシブルなコラボレーション戦略へと転換していく。第二は、企業におけるマネジメント視点が、従来の“分業に基づく組織管理”から、“融業に基づく組織連結”へと転換するということである。組織戦略はテーライズムに立脚した組織統制から、プラグ・アビリティを重視する組織間連携を指向したネットワーキングへと転換していく。第三は、企業とステークホルダーとの関係が、従来の閉鎖的な経営者独裁経営から広く社会に開かれたオープン経営へと転換するということである。ミッションはQC(Quality Control)発想に立脚した合理化路線から、ロイヤルティに立脚した付加価値路線へと転換していく。第四は、マーケティング戦略の起点が、従来の商品価値の生産性を追求するメーカー起点から、顧客価値の生産性を追求する顧客起点へと転換するということである。マーケティング戦略はマス・マーケティングからパーソナル・マーケティングに転換していく。このような仮説に基づき、本書では、今後の企業戦略を、とくにデジタル化への対応によって構築すべく、次世代情報システムの提案という方法で提言を行なった。
目次
- 序章 WIN‐WINに向けたコラボレーション形成
- 第1章 デジタル化へ向けた流通企業戦略
- 第2章 パーソナル・マーケティングの戦略導入
- 第3章 QR・ECRによるパートナーシップ形成
- 第4章 コア・アウトソーシングの戦略展開
- 第5章 流通システムへの先進ITの戦略活用
- 第6章 ITによるBPRからEI&VCへの進化
- 第7章 ITによるコーポレート・カルチャー革新
- 第8章 オープン・ネットワーク・システムの構築
- 第9章 情報端末の標準化とPOSの戦略活用
- 第10章 ERPの経営改革へ向けた戦略的導入
- 第11章 製・販・配同盟を指向する商品情報システム
- 第12章 データベースの顧客情報システムへの活用
- 第13章 人事制度の改革を支える人事情報システム
「BOOKデータベース」 より