書誌事項

ラテンアメリカが語る近代 : 地域知の創造

上谷博, 石黒馨編

(Sekaishiso seminar)

世界思想社, 1998.10

タイトル読み

ラテン アメリカ ガ カタル キンダイ : チイキチ ノ ソウゾウ

大学図書館所蔵 件 / 135

この図書・雑誌をさがす

注記

執筆者: 林美智代 [ほか]

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

ラテンアメリカ先住民の視座より近代とは何かを問う。20世紀は資本主義、産業主義、国民国家を理想として近代化が推し進められた。ラテンアメリカ社会の変容を検証し、異文化理解を通して21世紀の社会システムを探る。

目次

  • 序章 近代に抱かれるラテンアメリカ
  • 第1章 ペルーの植民地社会と先住民—前近代社会の破壊と対応
  • 第2章 メキシコ植民地社会におけるスペイン支配—16・17世紀におけるミチョアカン地方について
  • 第3章 植民地期パラグァイと近代ヨーロッパ—イエズス会教化コミュニティー参加に見る先住民の生き残り手段
  • 第4章 中米ベリーズにおけるクレオール社会の形成
  • 第5章 ペルー独立後の経済開発の模索
  • 第6章 メキシコの経済開発モデルの奇跡から幻影へ—国家主導型の輸入代替工業化の実験と挫折
  • 第7章 ラテンアメリカにおける農地問題—メキシコとボリビアにおける農地改革
  • 第8章 ペルーにおけるインディヘニスモの展開
  • 第9章 ペルーのインディヘニスモ文学—『深い川』
  • 第10章 メキシコのインディオ小説—ロペス・イ・フエンテス
  • 第11章 ストリートチルドレンに見る「取り込み」と「排除」の論理—ブラジル1927年未成年法制定の思想的背景とその展開

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ