今物語
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注記
分担執筆者: 今村みゑ子, 櫻井陽子, 田渕句美子
参考文献目録: p362-371
内容説明・目次
内容説明
三十六歌仙絵を描いたとも言われる、歌人藤原信実の編んだ『今物語』は、53編からなる中世説話文学の傑作である。和歌や連歌を話の主軸に据え、女房の深い教養に裏づけされた機知に富んだやりとりなど、王朝時代の雅びの世界を織りなす逸話から、貴族社会の裏話や失敗談などを簡潔な和文で綴る。豊かで魅力的な風流譚・恋愛譚・滑稽譚の数々は、鳥羽院政期以降の社会と人々の生活の一面を活写する。
目次
- 弁の姿
- 忠度と扇
- 雪の朧月夜
- 蛍火
- 櫛をともす
- うしろむき
- 降れや雨
- 夏引の糸
- 玉みくり
- やさし蔵人〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より