ビルマ・アヘン王国潜入記
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ビルマ・アヘン王国潜入記
草思社, 1998.10
- タイトル読み
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ビルマ アヘン オウコク センニュウキ
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注記
主要参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
中国雲南省と国境を接するビルマ・ワ州。世界最大のアヘン生産地にして、反政府ゲリラ・ワ軍の支配区。これまで中国人以外のいかなる外国人も受け入れたことはなく、そこに住む少数民族ワ人は、かつて首狩り族として知られ、今ではビルマ最強のゲリラ兵として政府軍から恐れられていると言う。地球上に残された最後の秘境とも言うべきワ州入りに成功し、辺境の村に半年間にわたって滞在した著者が、アヘンゲシ栽培に依存して生きる農民の日常生活をリアルに描いた希有な記録である。アヘン収入をめぐるワ軍幹部の腐敗の構造や、ワ州に多大な影響力を持つ中国との複雑な関係、そして135の少数民族を抱えて「東南アジアのユーゴスラビア」状態にあるビルマの知られざる現実をも明らかにした迫真のインサイド・レポート。
目次
- プロローグ 「善悪の彼岸」へ
- 第1章 アヘン王国、ワ州
- 第2章 手探りの辺境行
- 第3章 アヘンとワ人
- 第4章 ゴールデン・ランドの草むしり
- 第5章 「アヘン=モルヒネ化計画建白書」
- 第6章 白いケシと緑の軍服
- 第7章 最後に残された謎
- エピローグ ワ州と外部世界をへだてる壁
「BOOKデータベース」 より