家族の思想 : 儒教的死生観の果実
Author(s)
Bibliographic Information
家族の思想 : 儒教的死生観の果実
（PHP新書, 057）
PHP研究所, 1998.11
- Title Transcription
-
カゾク ノ シソウ : ジュキョウテキ シセイカン ノ カジツ
Available at / 91 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
豊かで幸せな暮らしを享受しながらも、その内実は空虚で、何かことが起これば、すべて他人まかせでうろたえるばかりの日本人。本書で著者は独自の儒教解釈に基づきながら、祖先からの「血の連続」・「生命の連続」に最大の価値をおく儒教的死生観こそが、日本人の「家族の思想」の根本であり、日本人が拠りどころとすべき精神であると論ずる。少年少女の荒廃、老親介護、出生率の低下など、日本の家族が直面する問題を深く洞察し、家族再生のための本質的な議論を展開する。
Table of Contents
- 序章 儒教の家族主義をめぐって—新井将敬氏との対談
- 第１章 儒教的仏教そして仏教的儒教
- 第２章 出家と在家と
- 第３章 「老い」の悲しみと生きる気力と
- 第４章 儒教に学ぶ「父性の復権」
- 第５章 「現代の夫婦別姓論」批判
- 第６章 「散骨する自然葬」批判
- 第７章 仏壇の復権—家族の求心力として
- 第８章 不自由な教育・自由な教育
- 第９章 少子化を抑止する寿国債—儒教的政策を
by "BOOK database"
