「吾輩は猫である」の謎
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「吾輩は猫である」の謎
(文春新書, 009)
文芸春秋, 1998.10
- タイトル読み
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ワガハイ ワ ネコ デ アル ノ ナゾ
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内容説明・目次
内容説明
『吾輩は猫である』は、謎に満ち満ちた作品である。猫の吾輩はなぜ読心術を使えるのか、苦沙弥先生はなぜ胃弱の健康オタクなのか、奥さんはなぜハゲなのか—。これらの謎解きを試みたとき、おなじみの名作は、思いがけなくもまったく新しい表情をみせた。一見、瑣末とも思われる数多のエピソードに託された漱石の本音と心意気に光を当てた、「漱石研究本」のイメージを覆す傑作オマージュ。
目次
- 第1章 苦沙弥先生の「モノ」がたり
- 第2章 『猫』のなかのマイ・ブーム
- 第3章 苦沙弥サロンをめぐる人々
- 第4章 ニューファミリー珍野家の光と影
- 第5章 『猫』の家と新時代の風景
「BOOKデータベース」 より