新しい考古学と古代マヤ文明
著者
書誌事項
新しい考古学と古代マヤ文明
新評論, 1998.11
- タイトル別名
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The new archaeology and the ancient Maya
- タイトル読み
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アタラシイ コウコガク ト コダイ マヤ ブンメイ
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注記
原著 (New York : W. H. Freeman, 1994) の全訳
引用文献: p204-205
参考文献一覧: p206-215
内容説明・目次
内容説明
本書は、より「科学的な」古代マヤ文明の人類学的研究の1990年代前半における到達点を総合化した最良の概説書。古代マヤ文明の研究を事例として、第2次世界大戦後の調査・研究の積み重ねとともに、アメリカ合衆国における1960年代以降の人類学としての新しい考古学の理論と方法論の変革、ならびにハイテク技術をはじめとする新しい科学技術の導入によって、考古資料から古代文明社会の政治・経済組織をどのように復元できるようになったのかを見事に描き出している。また、なぜ、どのように古代マヤ文明が興亡したのかという過程、およびロマンチックな古代マヤ文明の「旧モデル」がどのように形成され、より現実的な「新モデル」がどのように出現してきたのか、といった極めて複雑な問題を非常に明快に説明している点で、学術的意義の高い専門書と言える。
目次
- 第1章 現代の「科学的な」考古学の発達
- 第2章 古代マヤ文明の旧モデル
- 第3章 古典期マヤ文明の新しい見方
- 第4章 先古典期マヤ文明と後古典期マヤ文明の新しい見方
- 第5章 古代マヤ文明の新モデルの出現
- 第6章 考古学と現代世界
「BOOKデータベース」 より