ジェンダーの西洋史
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ジェンダーの西洋史
法律文化社, 1998.12
- タイトル読み
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ジェンダー ノ セイヨウシ
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注記
その他の著者: 古賀邦子, 富永桂子, 星乃治彦, 松田昌子
参考文献: 各章末
年表: p190-211
内容説明・目次
内容説明
本書は、自覚的なフェミニズム運動が始まる18世紀のフランス革命期から始めている。しかしこの一方で、男性の支配する革命政府は、女性の政治集会を禁止し、女性クラブを解散させるなど、しだいに革命より女性を排除していった。こうした矛盾やパラドックスを歴史分析に入れることにより、革命が女性そして男性にとってどういうものであったかがより明らかになり、歴史認識を深めていくものと考える。さらに、女性参政権獲得運動や社会主義国の女性組織等をみていく時、「男性支配の構造に反対する」ことを掲げるフェミニズムが、同時に女性間での階級、人種、セクシュアリティ(性文化)、民族、政治、宗教、社会経済的地位などの多様な関係のなかでせめぎ合う諸相をも捉えることに努めた。
目次
- 1フランス(フランス革命と女性の覚醒;7月王政から2月革命へ ほか)
- 2 イギリス(フランス革命の波紋;女性運動の興隆 ほか)
- 3 アメリカ(アメリカ合衆国の成立;産業革命と黒人奴隷問題 ほか)
- 4 ドイツ(近代と女性—近代女性問題の登場;春の時代—2つの姉妹運動の成立期 ほか)
- 5 ロシア(フェミニズム運動の始まり;フェミニズム運動の高揚 ほか)
- 6 世界規模で広がる女性の連帯の輪
「BOOKデータベース」 より