段階論の研究 : マルクス・宇野経済学と「現在」

書誌事項

段階論の研究 : マルクス・宇野経済学と「現在」

新田滋著

御茶の水書房, 1998.11

タイトル別名

段階論の研究 : マルクス・宇野経済学と<現在>

タイトル読み

ダンカイロン ノ ケンキュウ : マルクス ウノ ケイザイガク ト ゲンザイ

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注記

参考文献: 巻末p5〜33

内容説明・目次

内容説明

世界システム的な空間軸での「英米仏的は近代」とそれ以外の周辺的な各社会構成における「非西欧的な近代」との重層的関係および「非西欧的な近代」内部における重層的関係の把握と、時間軸での「近代」からのさらなる変容あるいは「近代」内部でのさらなる変容の把握(つまり「現在」の資本主義の段階論的把握)、という二つの座標軸の設定によってはじめて、「非西欧的な近代」としての日本資本主義の「近代」から「現在」への複雑な展開も把握できる筈であるという方法意識、宇野弘蔵の段階論という問題提起によって先蹤をつけられたこの方法意識から、「近代」と「現代」を論じたもの。

目次

  • 第1部 マルクス・宇野学派の段階論と「現在の諸理論」(宇野弘蔵の段階論;「現代経済学」とマルクス・宇野理論;世界資本主義論と世界システム論;経済発展の諸理論と文明進化論;ふたたびマルクスをめぐって)
  • 第2部 段階論の諸問題(重商主義段階論の諸問題;古典的自由主義・帝国主義段階論の諸問題;「現在の資本主義」と段階論)

「BOOKデータベース」 より

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